ソフトウェア開発技術者試験 2003年度 = 平成15年度 午前 問39

 データマイニングに関する説明として、適切なものはどれか。

ア 基幹業務のデータベースとは別に作成され、更新処理をしない時系列データの分析を主目的とする。
イ 個人別データ、部門別データ、サマリデータなど、分析者の目的別に切り出され、カスタマイズされたデータを分析する。
ウ スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどのインタラクティブな操作を通じて多次元分析を行い、意思決定を支援する。
エ ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って、大量に蓄積されているデータから、顧客購買行動の法則などを探し出す。

解答



解説

 データマイニングは、ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って、大量に蓄積されているデータから特徴あるパターンを探し出す手法です。

 基幹業務のデータベースとは別に作成され、更新処理をしない時系列データの分析を主目的とするのは、データウェアハウスです。

 個人別データ、部門別データ、サマリデータなど、分析者の目的別に切り出され、カスタマイズされたデータを分析するのは、データウェアハウスです。

 スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどのインタラクティブな操作を通じて多次元分析を行い、意思決定を支援するのは、オンライン解析処理=OLAP(Online Analytical Processing)です。

 データマイニングでは、ニューラルネットワークや統計解析などの手法を使って、大量に蓄積されているデータから特徴あるパターンを探し出す手法です。


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