ソフトウェア開発技術者試験 2003年度 = 平成15年度 午前 問44

 プロトタイピングの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア GUI主体のインタラクティブなシステムより、バッチシステムに向いている。
イ 試作品の作り直しを繰り返すことによって、その効果を高めることができる。
ウ 要求仕様の頻繁な変更が前提となっているので、ウォータフォールモデルでは使えない。
エ ライフサイクルの長いシステムや多くの人が使うパッケージの開発には向かない。

解答



解説

 プロトタイプモデルプロトタイピングは、システム開発の早い段階で、目に見える形で利用者が要求を確認できるように試作品(プロトタイプ)を作成して、ユーザに試用してもらった評価を反映させながらプロトタイプを改良し、ユーザの要求や仕様を確定していく成長型の開発モデルです。

 バッチシステムよりも、GUI主体のインタラクティブなシステムに向いています。

 試作品の作り直しを繰り返すことによって、その効果を高めることができます。

 プロトタイピングは、ウォータフォールモデルを部分的に踏襲しています。

 ライフサイクルの長いシステムや多くの人が使うパッケージの開発に向いています


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