ソフトウェア開発技術者試験 2004年度 = 平成16年度 午前 問6

 7ビットのコードと1ビットのパリティビットからなる8ビットのデータで、データ誤りが発生したときの記述として、適切なものはどれか。

ア 1ビットが誤っているときだけ、誤りを復元できる。
イ 誤りを復元することは、不可能である。
ウ 誤りを復元できるかどうかは、不明である。
エ 奇数個のビットが誤っているときだけ、誤りを復元できる。

解答



解説

 パリティチェックは、データにパリティビットを付加することによってデータ誤りを発見する方法です。
 パリティビットを含めて1の数が偶数になるようにパリティビットを付加するのが偶数パリティ、奇数になるように付加するのが奇数パリティです。
 1ビットの誤りは検出できますが、誤りビット位置の特定や復元はできませんので、選択肢の『誤りを復元することは、不可能である。』が正解です。


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