ソフトウェア開発技術者試験 |
2004年度 = 平成16年度 |
午前 |
問50 |
ソフトウェア開発のプロセスモデルの一つであるスパイラルモデルに関する記述として、適切なものはどれか。
ア 基本的に後戻りが許されないので、要求仕様の変更に対応するのに大きな工数を要する。
イ システムの部分単位に要求定義・設計・プログラミング・テストを繰り返しながら開発するので、未経験分野のシステム開発に有効である。
ウ 全体の作業を幾つかのフェーズに分けて管理するので、最初から要求仕様が明白な場合に、最も効率的な方法である。
エ 要求仕様の変更のたびに機能分割と段階的な機能追加を繰り返すので、大規模システム開発に有効である。
イ
ア 基本的に後戻りが許されないため要求仕様の変更に対応するのに大きな工数を要するのは、ウォータフォールモデルです。
イ スパイラルモデルは、システムの部分単位に要求定義・設計・プログラミング・テストを繰り返しながら開発するため、未経験分野のシステム開発に有効です。
ウ 全体の作業を幾つかのフェーズに分けて管理するため、最初から要求仕様が明白な場合に最も効率的な方法は、インクリメンタルモデルです。
エ 要求仕様の変更のたびに機能分割と段階的な機能追加を繰り返すため、大規模システム開発に有効なのは、成長型モデルです。