ソフトウェア開発技術者試験 2005年度 = 平成17年度・春期 午前 問40

 構造化チャートに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア GOTOを表現する方法をもたず、モジュール内の論理構造を表現するのに適した図式である。
イ システム分析・設計に用いられる図式であり、システムの状態の変化を記述するのに適している。
ウ データの流れを表すのが容易な図式であるが、処理の手順を表しにくい。
エ モジュール構造図を示す図式目次と、各モジュールの機能を入力・処理・出力の形式で記述した図であり、構造化手法の特徴であるトップダウン設計に向いている。

解答



解説

 構造化チャートは、GOTOを表現する方法をもたず、モジュール内の論理構造を表現するのに適した図式である。

 システム分析・設計に用いられる図式であり、システムの状態の変化を記述するのに適しているのは、状態遷移図です。

 データの流れを表すのが容易な図式であるものの、処理の手順を表しにくいのは、DFD(data flow diagram)です。

 モジュール構造図を示す図式目次と各モジュールの機能を入力・処理・出力の形式で記述した図であり、構造化手法の特徴であるトップダウン設計に向いているのは、HIPO(hierarchy plus input-process-output diagram)です。


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