ソフトウェア開発技術者試験 |
2005年度 = 平成17年度・春期 |
午前 |
問43 |
次のテストケース設計法を何と呼ぶか。
読み込んだデータが正しくないとき、エラーメッセージを出力するかどうかをテストしたい。プログラム仕様書を基に、正しくないデータのクラスを識別し、その中から任意の一つを代表として選んでテストケースとした。
ア 原因結果グラフ
| イ 限界値分析
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ウ 同値分割
| エ 分岐網羅
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ウ
ア 原因結果グラフ
ブラックボックステストの手法である原因結果グラフは、ディシジョンテーブルを用いて、仕様からテストケースの抽出と絞り込みを行う方法です。
イ 限界値分析
ブラックボックステストの手法である限界値分析は、有効同値クラスの境界値をテストデータとして分析する方法です。たとえば、最大値と最小値および、それらを一つ超えた値をテストデータとして利用します。
ウ 同値分割
ブラックボックステストの手法である同値分割法は、同じ特性をもついくつかのグループ(同値クラス)に分割して、一つのデータを代表値としてそれぞれのグループを分割する方法です。
エ 分岐網羅
ホワイトボックステストの手法である分岐網羅は、判定条件において真、偽ともに少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する手法です。