ソフトウェア開発技術者試験 2005年度 = 平成17年度・秋期 午前 問39

 ソフトウェアの再利用技術のうち、リバースエンジニアリングを説明したものはどれか。

ア 既存のプログラムから、そのプログラムの仕様を導き出す技術である。
イ 既存のプログラムから導き出された仕様を修正して、新規プログラムを開発する技術である。
ウ 既存のプログラムを部品化し、それらの部品を組み立てて、新規プログラムを開発する技術である。
エ クラスライブラリにある既存のクラスを再利用しながら、新規プログラムを開発する技術である。

解答



解説

 リバースエンジニアリング(reverse engineering)は、既存のプログラムやファイルなどを解析して、その設計目的や仕様や構成技術などを明らかにすることです。

 リバースエンジニアリングは、既存のプログラムからそのプログラムの仕様を導き出す技術です。

 既存のプログラムから導き出された仕様を修正して、新規プログラムを開発する技術は、フォワードエンジニアリングです。

 既存のプログラムを部品化し、それらの部品を組み立てて、新規プログラムを開発する技術は、モジュールプログラミングです。

 クラスライブラリにある既存のクラスを再利用しながら、新規プログラムを開発する技術は、オブジェクト指向言語を利用したソフトウェア開発における差分プログラミングです。


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