ソフトウェア開発技術者試験 |
2005年度 = 平成17年度・秋期 |
午前 |
問40 |
DFDにおけるデータストアの性質として、適切なものはどれか。
ア 最終的には、開発されたシステムの物理ファイルとなる。
イ データストア自体が、データを作成したり変更したりすることがある。
ウ データストアに入ったデータが出て行くときは、データフロー以外のものを通ることがある。
エ ほかのデータストアと直接にデータフローで結ばれることはなく、処理が介在する。
エ
データフロー図=DFD(data flow diagram)は、データの流れを中心にシステムを表現する方法です。データフロー(情報の流れ)を矢印、プロセス(処理)を円、データストア(データが蓄積されている状態)を2本の太線、外部(データの発生源または行先)を四角で表します。
ア データストアは、抽象的なデータの保管場所であって、最終的に物理ファイルとなるわけではありません。。
イ データストア自体が、データを作成したり変更したりすることはありません。
ウ データストアに入ったデータが出て行くときは、必ずデータフローを通ります。
エ データストアは、データの蓄積ですから、ほかのデータストアと直接にデータフローで結ばれることはなく、必ず処理が介在します。