ソフトウェア開発技術者試験 2005年度 = 平成17年度・秋期 午前 問45

 トップダウン方式で結合テストを行うとき、特に必要となるものはどれか。

ア スタブ イ ダイナミックテスタ
ウ デバッガ エ ドライバ

解答



解説

 トップダウンテストは結合テストの方式であり、最上位モジュールから順にモジュールテストを行う方式です。モジュールのテストの際、下位モジュールが未完成の場合、スタブと呼ばれるテストモジュールを用意します。
 仮のモジュールであるスタブは、テスト対象のモジュールからの呼出し命令の条件に合わせて(厳密でなくても構いませんが)適当な値を返すなどの処理を行います。
 重要度の高い上位のモジュールがテストで繰り返し使用されるので、上位モジュールの信頼性が高くなります。

ア スタブ
 トップダウン形式でのプログラムのテストでは、作成したモジュールをテストするために、仮の下位モジュールであるスタブを用意して動作を確認します。

イ ダイナミックテスタ
 ダイナミックテスタは、プログラムコードの動的な振る舞いを確認するためのツールです。

ウ デバッガ
 プログラムのバグへを取り除くためのデバッグ作業を支援するツールです。

エ ドライバ
 ボトムアップテストにおいて、被テストモジュールの上位モジュールの機能を代行するために用意するモジュールです。


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