ソフトウェア開発技術者試験 |
2007年度 = 平成19年度・春期 |
午前 |
問46 |
JIS X 0129-1で定義されたソフトウェアの品質特性の説明のうち、適切なものはどれか。
ア 機能性とは、ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力のことである。
イ 効率性とは、指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品の能力のことである。
ウ 信頼性とは、明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力である。
エ 保守性とは、指定された条件の下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力のことである。
ア
ISO/JISで定義されている品質特性は、以下の通りです。
品質特性 | 副特性
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機能性(functionality)
| ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的および暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力。
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信頼性(reliability)
| 指定された条件下で利用されるとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力。
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使用性(usability)
| 指定された条件の下で利用されるとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品の能力。
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効率性(efficiency)
| 明示的な条件の下、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力。
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保守性(maintainability)
| 修正のしやすさに関するソフトウェア製品の能力。修正は、是正もしくは向上、または環境の変化、要求仕様の変更および機能仕様の変更にソフトウェアを適応させることを含めてもよい。
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移植性(portability)
| ある環境から他の環境に移すためのソフトウェア製品の能力。
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ア 機能性とは、ソフトウェアが、指定された条件の下で利用されるときに、明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供するソフトウェア製品の能力のことです。
イ 指定された条件の下で利用するとき、理解、習得、利用でき、利用者にとって魅力的であるソフトウェア製品の能力は、使用性です。
ウ 明示的な条件の下で、使用する資源の量に対比して適切な性能を提供するソフトウェア製品の能力は、効率性です。
エ 指定された条件の下で利用するとき、指定された達成水準を維持するソフトウェア製品の能力は、信頼性です。