ソフトウェア開発技術者試験 |
2007年度 = 平成19年度・秋期 |
午前 |
問45 |
エラー埋込み法による残存エラーの予測において、テストが十分に進んでいると仮定する。このとき、当初の埋込みエラー数が48個、テスト期間中に発見されたエラーのうち、埋込みエラー数が36個、真のエラーが42個とすると、埋込みエラーを除く残存エラー数は幾つと推定されるか。
イ
エラー埋込み法とは、開発者がソフトウェアにバグを故意に埋め込んでおき、第三者によるテストによって発見されたエラーの数から、残存エラーを推定する方法です。
エラー埋込み後のテストにおいて、埋込みを行ったエラーが36個発見され真のエラーが42個であるため、その比は6:7です。残存エラーは12個ですから、同じ比率でのエラーが発見されるとすると、以下の式が成立します。
6:7=12:x
よって、xは14となります。