応用情報技術者試験 |
2009年度 = 平成21年度・春期 |
午前 |
問10 |
外部割込みの要因となるものはどれか。
ア 仮装記憶管理における存在しないページにアクセスしたときのページフォールト
イ システム管理命令を一般ユーザモードで実行したときの特権命令違反
ウ ハードウェア異常などによるマシンチェック
エ 浮動小数点演算命令でのオーバフローなどの演算例外
ウ
割込みが発生すると、実行中のプロセスを一時停止し、そのプロセスの再続行が可能なようにCPUの状態などを保存します。一種のサブルーチンコール(関数呼出し)のようなものであり、割込み条件が成立すると、割込みの種類に応じてあらかじめ指定されたプログラムが実行されます。実行後は(何もなかったかのように)元のプログラムに戻ります。
外部割込みは、プログラム以外の要因によって発生する割込みであり、次のようなものがあります。
- 入出力割込み
- 機械(マシン)チェック割込み
- タイマ割込み
- コンソール割込み
よって、正解はウのマシンチェック割込みです。それ以外の選択肢は、内部割込みです。