応用情報技術者試験 2013年度 = 平成25年度・春期 午前 問49

 エクストリームプログラミング(XP)におけるリファクタリングの説明はどれか。

ア 外部から見た動作を変えずにプログラムをより良く作り直すこと
イ コーチがチームメンバの意識を高めること
ウ プログラミングとテストを繰り返し行うこと
エ プログラムを作成するよりも先にテストケースを考えること

解答



解説

 リファクタリング(refactoring)は、外部から見た振舞いを変えることなく、ソフトウェアの内部構造を変えて内的品質を高めることです。エクストリーム・プログラミングの開発プロセスの一項目ともなっています。

 リファクタリングは、外部から見た振る舞いを変更することなく、保守性の高いプログラムに書き直すなどの作業によって、内的品質を高めることです。

 コーチがチームメンバの意識を高めるのは、OJT(On the Job Training)などの手法で行われることです。

 プログラミングとテストを繰り返し行うのは、継続的インテグレーションなどの手法で行われることです。

 プログラムを作成するよりも先にテストケースを考えるのは、テスト駆動開発などの手法で行われることです。


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