応用情報技術者試験 |
2017年度 = 平成29年度・春期 |
午前 |
問24 |
コードの値からデータの対象物が連想できるものはどれか。
ア シーケンスコード
| イ デシマルコード
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ウ ニモニックコード
| エ ブロックコード
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ア
ア シーケンスコード
順番コードとも呼ばれます。データを50音順、入力順などの一定の順序に並べ、一連の番号を付ける方法です。桁数が少なくなる傾向にあります。また、発生順にコードをつける場合は、追加が容易です。コードからは分類が分からないため、分類基準が確立しにくいものに利用します。
イ デシマルコード
10進コードとも呼ばれます。0、1、…、9の10進数字だけを使ったコードで、図書館の図書の分類などに使われているコードです。
ウ ニモニックコード
表意コードとも呼ばれます。17インチテレビをTV17とするように、データの内容を直接あるいは間接的に意味する文字や数字を使ったコードです。
エ ブロックコード
区分コードとも呼ばれます。データをグループに分類し、各グループに対して順番コードを割り振ります。少ない桁数でグループ分けが可能です。その一方で、データを追加する場合や件数が多い場合に不便です。データの追加を考慮して、空き番号を確保しておく必要があります。コードの桁数に制約がある場合にグループ分けが必要な場合に利用します。