応用情報技術者試験 |
2017年度 = 平成29年度・秋期 |
午前 |
問20 |
SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
ア 主にキャッシュメモリとして使用される。
イ データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が不要である。
ウ メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安くなる。
エ メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存する。
ウ
DRAM(dynamic RAM)は、1ビットを、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現する記憶素子です。時間の経過とともに放電するので定期的な書き込み=リフレッシュが必要です。
ア
DRAMは主に主記憶(メインメモリ)として使用されます。キャッシュメモリとして使用されるのは、SRAMです。
イ
DRMAでは、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現する記憶素子ですあって、時間の経過とともに放電します。そのため、データを保持するためのリフレッシュ又はアクセス動作が必要です。
ウ
メモリセル構成が単純(DRAMの1ビットはトランジスタ1個とコンデンサ1個で構成されています)なので、ビット当たりの単価が安くなります。
エ
メモリセルにフリップフロップを用いてデータを保存するのは、SRAMです。