配列初期化子(array initializer)
Java講座 用語集
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配列初期化子(array initializer)
配列
を生成して、
配列
の要素に対して初期値を与えるために利用するもの。
配列
の宣言の中、あるいは、配列生成式の一部として利用できる。
配列初期化子は、コンマで区切った式の並びを中括弧“{”と“}”で囲んだものとして記述される。生成される
配列
の長さは、式の数と等しいものとなる。
配列初期化子中の式は、ソースコード中に記述されたテキスト順に従って左から右へと実行される。n番目の変数初期化子には、n - 1番目の
配列構成要素
の値を指定する。各式は
配列構成要素
型と代入互換性をもたなければならず、これが満足されていない場合は、
コンパイル時エラー
となる。初期化される
配列構成要素
型が
具象化可能型
でない場合は、
コンパイル時エラー
となる。
構成要素型自身が配列型である場合、その構成要素を記述した式そのものを配列初期化子とすることができる。すなわち、配列初期化子はネストすることができる。
配列初期化子の最後の式の後にコンマを記述することが許されており、その場合、そのコンマは無視される。
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