完全限定名(fully qualified name)
Java講座 用語集
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完全限定名(fully qualified name)
型
を表現する名前の一種。完全限定名と
正準名
の両方もつ型と、完全限定名のみをもつ型とがある。完全限定名をもつのは、以下の型である。
■
名前付きパッケージ
の
サブパッケージ
となっていない、
名前付きパッケージ
完全限定名は、その
パッケージ
の単純名と同一である。
■
名前付きパッケージ
の
サブパッケージ
となっている、
名前付きパッケージ
完全限定名は、それを包含している
パッケージ
の完全限定名に“.”と
サブパッケージ
の単純名(メンバ名)を続けたものである。
■
無名パッケージ
中で宣言された
最上位クラス
あるいは
最上位インタフェース
完全限定名は、そのクラスやインタフェースの単純名と同一である。
■
名前付きパッケージ
中で宣言された
最上位クラス
あるいは
最上位インタフェース
完全限定名は、
パッケージ
の完全限定名に“.”とクラスやインタフェースの単純名を続けたものである。
■完全限定名をもつクラスCにおけるメンバ・クラスや
メンバインタフェース
M
Mの完全限定名は、Cの完全限定名に“.”とMの単純名を続けたものである。
注:Cが完全限定名をもたない場合は、Mは完全限定名をもたない。
■
基本型
完全限定名は、その基本型の
キーワード
、すなわち、boolean、char、byte、short、int、long、float、doubleである。
■その構成要素型が完全限定名をもつ
配列
構成要素型がTであれば、配列の完全限定名は『T[]』となる。
注:構成要素型が完全限定名をもたない場合は、Mは完全限定名をもたない。
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