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Javaの歴史

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明解Java入門編

Javaの誕生

 1991年頃に、米国のSun Microsystems社が、家電製品用ソフトウェア開発のためのプログラミング言語を作りました。その後に改良が重ねられ、1995年5月のSunWorldで発表されたのがJavaです。
 ちなみに、Javaという名称は、コーヒーに由来した名称であるといわれています。

※初期の開発時の名称はOakでしたが、その名前が他の会社によって登録商標されていたため、Javaという名称に変更されました。  Javaが注目されるきっかけとなったのは、Webブラウザ上で動作する《アプレット》という小規模なプログラムが開発できることでした。そのため、一時期は『アプレットを作るためのインターネット向けの言語』と誤解された風潮がありました。

 Javaは『アプレットを作ることもできる汎用のプログラミング言語』であって、多目的な用途に使える言語です。

※事実、Javaで作られたアプレットはデモ的なものが多く、実用的なものは少ないようです。

Javaの発展

 Javaは、頻繁にバージョンアップ(改訂)を重ねています。主要なバージョンと、そのコードネームは、こちらのページにまとめています。なお、バージョン5.0~8は、見かけ上のバージョン番号であって、内部バージョン番号は1.5~1.8です。

※内部バージョン1.2から1.5まではJava 2という名称が用いられていましたが、1.6から再びJavaに戻っています。なお、5.0(内部バージョン1.5)以降はマイナーバージョンアップはありません。したがって、6.1とか7.3といったバージョンは作られないことになっています。
 特に大幅な改訂を受けたのが1.2と5.0(1.5)と8(1.8)の3回です。5.0では、EoD(Ease of Development)すなわち開発容易性というスローガンが掲げられ、文法体系などが大きく変わり、たくさんの機能が盛り込まれました。



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