新・明解C++で学ぶオブジェクト指向プログラミング

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　こんにちは。
　本書『新・明解C++で学ぶオブジェクト指向プログラミング』は、世界中で数百万人ものプログラマに使われているプログラミング言語C++を用いて、オブジェクト指向プログラミング基礎を学習するためのテキストです。
　まずはクラスの基礎から学習を始めます。データと、それを扱う手続きとをまとめることによってクラスを作成します。それから、演算子の多重定義、派生・継承、仮想関数、抽象クラス、例外処理、クラステンプレートなどを学習し、オブジェクト指向プログラミングの核心へと話が進んでいきます。その過程で、C++という言語の本質や、オブジェクト指向プログラミングに対する理解を深めていきます。
　最後の三つの章では、ベクトル、文字列、入出力ストリームといった、重要かつ基本的なライブラリを学習します。

　難解な概念や文法を視覚的に理解して学習できるように、本書では132点もの図表を示していますので、安心して学習に取り組みましょう。
　例題として示すプログラムリストは271編にも及びます。プログラム数が多いことを語学のテキストにたとえると、例文や会話文がたくさん示されていることに相当します。数多くのプログラムに触れてC++のプログラムになじみましょう。
　本書の全編が語り口調です。長年の教育経験をもとに、初心者が理解しにくい点・勘違いしやすい点を丁寧に解説しています。私の講義を受講しているような感じで、全13章におつき合いいただければ幸いです。

2018年7月柴田望洋

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