第2種情報処理技術者試験 1995年度 = 平成7年度・秋期 午前 問40

 LANのアクセス制御方式であるCSMA/CD方式に関する説明のうち、最も適切なものはどれか。

 ア  送出した信号の衝突を検知した場合には、待機して再送信する。
 イ  送信権を与えるメッセージ(フリートークン)を得たノードがデータを送信する。
 ウ  データを一定長のパケットとして送受信を行う。
 エ  同軸ケーブルをバス形の媒体として使用する。
 オ  リング形の媒体でありツイストペアケーブルを使用する。

解答

 ア

解説

 搬送波検知多重アクセスCSMA/CDcarrier sense multiple access with collision detection)は、1本のケーブルによる共通の伝送路でつなぐ主にバス型LANで利用されているデータ送信の制御方式です。送信データを送った際に衝突を検知すると、送信を中断します。

 送出した信号の衝突を検知した場合には、待機して再送信します。

 送信権を与えるメッセージ(フリートークン)を得たノードがデータを送信するのは、トークンパッシングです。

 データを一定長のパケットとして送受信を行うのは、パケット通信です。

エ・オ  バス形LANでは同軸ケーブル、スター型LANではツイストペアケーブル・光ファイバケーブルを用います。


BohYoh.comトップページへ