第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・春期 午前 問62

 プログラムモジュールの単体テストに関して、正しい記述はどれか。

 ア  トップダウンテストでは、テスト対象のプログラムモジュールが呼び出す下位モジュールの代わりをするスタブが必要となる。
 イ  入力条件のテストでは、プログラム設計で規定された最大値・最小値のケースが重要であり、明らかに誤った条件の入力ケースを実施する必要はない。
 ウ  プログラムモジュール1本ごとの論理上の正しさを証明するものであるから、コンパイルでエラーが発生しなければ単体テスト完了とする。
 エ  プログラムモジュールのコーディングがすべて完了していなくても、単体テストを開始することができる。
 オ  ループ処理ロジックのテストでは、最も多く発生するループ回数についてテストすればよい。

解答

 ア

解説

 トップダウンテストは結合テストの方式であり、最上位モジュールから順にモジュールテストを行う方式です。モジュールのテストの際、下位モジュールが未完成の場合、スタブと呼ばれるテストモジュールを用意します。


BohYoh.comトップページへ