第2種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度・秋期 午前 問62

 コード設計とそのコードの維持管理について、適切な記述はどれか。

 ア  コード化は数字を主体にすべきであり、漢字は複雑なので使用すべきではない。
 イ  コードが変化することは必然であり、コードブックの整備、維持が重要である。
 ウ  コード自体によって、その意味が理解できることが望ましいので、けた数は長くするほどよいコードといえる。
 エ  コードはデータの分類の容易さを目的として付与すべきであるが、追加や拡張性については考慮すべきではない。
 オ  コード付与規則によって、コードの一元性を保持することは十分に可能なので、更にコンピュータによる管理機構は不要である。

解答

 ア

解説

 コードは、本来の名称を識別するための記号、略号、符号、暗号のことです。その設計の際には、
 □ 利用範囲や使用期間を決定する
 □ 扱いやすくする
 □ 業務における共通性の確保
 □ 体系化
 □ 拡張性
 □ 明瞭性
などが必要です。
 したがって、コードは数字を主体にすべきであって、複雑な漢字は使用すべきではありません


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