第2種情報処理技術者試験 1997年度 = 平成9年度・春期 午前 問63

 結合テストの目的に関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  機能が外部設計書に記されているとおりに実現されているかどうかを検証する。
 イ  処理時間や応答時間が目標を満たしているかどうかを検証する。
 ウ  プログラムの部品であるモジュール間のインタフェースを検証する。
 エ  目標どおりにジョブの多重度や端末の同時接続が実現できるかどうかを検証する。

解答

 ウ

解説

 以下のように、より小さい単位から次第に大きい単位へという手順でテスト作業を進めます。

① 単体テスト
 モジュールをテストします。プログラミングの段階で行います。

② 結合テスト
 モジュールを結合して一つのプログラムとして作動するかどうかのテストであり、モジュール間のインタフェースを検証するために、プログラムの入出力を含む一貫テストを行います。

③ システムテスト
 プログラム全体をとおして、システムとして作動するかテストします。

④ 運用テスト
 実際のデータを使って、利用者も含めてシステムが実務上運用できるようにテストします。


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