第2種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度・秋期 午前 問23

 DRAMの説明として、適切なものはどれか。

 ア  コンデンサに電荷を蓄えた状態か否かによって1ビットを表現する。主記憶としてよく用いられる。
 イ  製造時にデータが書き込まれる。マイクロプログラム格納用メモリとして用いられる。
 ウ  専用の装置でデータを書き込むことができ、紫外線照射で消去ができる。
 エ  フリップフロップで構成され、高速であるが製造コストが高い。キャッシュメモリなどに用いられる。

解答

 ア

解説

 DRAMdynamic RAM)は、1ビットを、コンデンサに電荷を蓄えた状態かどうかで表現する記憶素子です。時間の経過とともに放電するので定期的な書き込み=リフレッシュが必要です。

 コンデンサに電荷を蓄えた状態か否かによって1ビットを表現する。主記憶としてよく用いられます。

 製造時にデータが書き込まれ、マイクロプログラム格納用メモリとして用いられるのはマスクROMです。

 専用の装置でデータを書き込むことができ紫外線照射で消去ができるのはEPROMです。

 フリップフロップで構成され、高速であるが製造コストが高く、キャッシュメモリなどに用いられるのはSRAMです。


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