第2種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度・春期 午前 問31

 キー値の分布が1~1,000,000の範囲で一様ランダムであるデータ5個を、大きさ10のハッシュ表に登録する場合、衝突の起こる確率はおよそ幾らか。ここで、ハッシュ値はキー値をハッシュ表の大きさで割った余りを用いる。

 ア 0.2  イ 0.5  ウ 0.7  エ 0.9

解答

 ウ

解説

 ハッシュ値は、キー値を10で割った剰余、すなわち0~9となります。
 衝突が発生しない確率は、
   1 × (9/10) × (8/10) × (7/10) × (6/10)
です。
 この値を1から引くと、およそ0.7となります。


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