第2種情報処理技術者試験 1999年度 = 平成11年度・秋期 午前 問34

 多重プログラミングに関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  ジョブとしては多重で処理されるが、シングルタスクで実行する。
 イ  タスクの実行中に、入出力などを行ったために生じるCPUの空き時間を利用して、別タスクを並列に実行する。
 ウ  プログラムの実行中に、自分自身を呼び出して実行するプログラミング方法である。
 エ  プログラムを並列に処理するので、ハードウェアとして複数のプロセッサとメモリを結合した並列処理システムが必要である。

解答

 イ

解説

 多重プログラミング(マルチプログラミング/マルチタスキング)は、あるプログラムの実行中に、入出力など処理装置に待ちが生じたとき、処理装置を直ちに別のプログラムの実行に割り当てて、システム全体としての処理効率の向上をねらう方式です。


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