第2種情報処理技術者試験 2000年度 = 平成12年度・春期 午前 問62

 テスト手法の一つであるホワイトボックステストの説明として、適切なものはどれか。

 ア  下位のモジュールから上位のモジュールへと、順次結合してテストする。
 イ  上位のモジュールから下位のモジュールへと、順次結合してテストする。
 ウ  モジュールの内部構造に注目して、テストする。
 エ  モジュールの内部構造を考慮することなく、仕様書どおり機能が作動するかどうかをテストする。

解答

 ウ

解説

 ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造やアルゴリズムに着目してロジックを調べるテスト方法です。テストケースの設計法として、条件網羅、命令網羅、判定条件網羅、判定条件/条件網羅、複数条件網羅などの手法を使います。

 下位のモジュールから上位のモジュールへと、順次結合してテストするのは、ボトムアップテストです。

 上位のモジュールから下位のモジュールへと、順次結合してテストするのは、トップダウンテストです。

 プログラムの内部構造に基づいてテストします。

 モジュールの内部構造を考慮することなく、仕様書どおり機能が作動するかどうかをテストするのは、ブラックボックステストです。


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