基本情報技術者試験 2001年度 = 平成13年度・秋期 午前 問48

 ソフトウェアの分析・設計技法のうち、データ中心分析・設計技法に関する特徴を記述したものはどれか。

 ア  システム開発後の仕様変更は、データ構造や手続きを局所的に変更したり、追加したりすることによって比較的容易に実現できる。
 イ  対象業務領域のモデル化に際して、最も安定した情報資源に着目する。
 ウ  プログラムが最も効率よくアクセスできるようにデータ構造を設計する。
 エ  モジュールの独立性が高くなるようにプログラムを分割し、機能を詳細化していく。

解答

 イ

解説

 かつてのプロセス中心のアプローチから、データ中心のアプローチDOAdata oriented approach)へと変化した結果、DFDやER-D、構造化設計を表現するHIPOなどの表記法が活用されるようになりました。この手法では、対象業務領域のモデル化に際して、最も安定した情報資源に着目することになります。


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