基本情報技術者試験 2002年度 = 平成14年度・春期 午前 問49

 次の方式によって求められるチェックディジットを付加した結果はどれか。ここで、データを7394、重み付け定数を1234、基数を11とする。

〔方式〕
 (1)  データと重み付け定数の各けたごとの積を求め、その和を求める。
 (2)  和を基数で割って、余りを求める。
 (3)  基数から余りを減じ、その結果の1の位をチェックディジットとしてデータの末尾に付加する。

 ア 73940  イ 73941  ウ 73944  エ 73947

解答

 ア

解説

 入力を誤って、不正なコードを入力してしまうと、システムの動作に影響を与えかねません。コードの誤りをチェックする方法の一つがチェックディジットを用いた方法です。
 本問でのチェックディジットを計算しましょう。
 (1) 7394の先頭から各桁に、1, 2, 3, 4の重みをかけた値の和を求めると、
     (7 * 1) + (3 * 2) + (9 * 3) + (4 * 4) = 56
   となります。
 (2) 56を11で割った余りは1です。
 (3) 11-1=10の1の位は0ですから、チェックディジットは0となります。
 したがって、データにチェックディジットを付加したものは73940です。


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