基本情報技術者試験 2003年度 = 平成15年度・秋期 午前 問38

 システムの性能評価に関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  OLTP(Online Transaction Processing)では、システムの性能評価にMIPS値が用いられている。
 イ  応答時間やターンアラウンドタイムは、システム運用管理者の視点に立った性能評価指標である。
 ウ  システム資源の使用率が高くなれば、それに伴って応答時間も改善されるのが一般的である。
 エ  単位時間内に処理できるトランザクションやジョブの件数は、システムの性能を評価する際に重要である。

解答

 エ

解説

 OLTP(Online Transaction Processing)では、システムの性能評価に、単位時間当たりのトランザクション処理件数が用いられています。なお、MIPS(million instructions per second)は、CPUレベルでの1秒間あたりの106単位(百万単位)の平均命令実行回数です。

 応答時間やターンアラウンドタイムは、システムの利用者の視点に立った性能評価指標です。

 システム資源の使用率が高くなれば、それに伴って応答時間は長くなるのが一般的です。

 単位時間内に処理できるトランザクションやジョブの件数は、システムの性能評価をする際に重要です。


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