基本情報技術者試験 2005年度 = 平成17年度・春期 午前 問37

 プログラム言語に関する記述のうち、Javaの説明として適切なものはどれか。

ア 1970年代に開発されたインタプリタ型のオブジェクト指向言語であり、エディタやデバッガなどの統合開発環境やOSの機能などを含む。
イ Cにクラスやインヘリタンスといったオブジェクト指向の概念を取り入れたものであり、Cとの上位互換性をもつ。
ウ Webで用いられているマーク付け言語であり、タグによって文書の構造を記述する。テキストや動画などを関連付けたハイパテキストを作成できる。
エ ブラウザで動作するアプレットなどを作成できる。このアプレットは、仮想マシンを実装した環境上であれば、どこでも実行できる。

解答



解説

 1970年代に開発されたインタプリタ型のオブジェクト指向言語であり、エディタやデバッガなどの統合開発環境やOSの機能などを含むのは、Smalltalkです。

 C言語にクラスやインヘリタンスといったオブジェクト指向の概念を取り入れたものであり、C言語の上位互換性をもつのは、C++です。

 Webで用いられているマーク付け言語であり、タグによって文書の構造を識別し、テキストや動画などを関連づけたハイパテキストを作成できるのは、HTMLhyper text markup language)です。

 ブラウザと連動して動作するアプレットなどを作成できます。このアプレットは、仮想マシンを実装する環境上であれば、どこでも実行できます。


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