| 基本情報技術者試験 |
2008年度 ＝ 平成20年度・春期 |
午前 |
問34 |
コンピュータシステムの高信頼化技術は、目標とする特性からRASISと呼ばれる。RASISを構成する五つの要素はどれか。
ア 信頼性，可用性，保守性，保全性，機密性
イ 信頼性，経済性，拡張性，再現性，操作性
ウ 正確性，可用性，拡張性，保全性，機密性
エ 正確性，経済性，保守性，再現性，操作性
ア
システムの信頼性、保全性、機密性に関する指標であって、安心して利用できるよう備えておくべき性質を表すRASISは、以下に示す五つの単語の頭文字です。
- ■ Reliability … 信頼性
- システムが一定期間安定して動作する能力。
- ■ Availability …可用性
- システムが正常に動作している時間の割合。
- ■ Serviceability … 保守性
- システムの故障の発生に対する修復の容易さ。
- ■ Integrity … 保全性（統合性）
- 紛失や破壊からデータを保護したり、破壊されても修復できる性質。
- ■ Security … 機密性（安全性）
- データやシステムを不正に利用させない性質。
