基本情報技術者試験 2014年度 = 平成26年度・春期 午前 問49

 ブラックボックステストにおけるテストケースの設計方法として、適切なものはどれか。

ア プログラム仕様書の作成又はコーディングが終了した段階で、仕様書やソースリストを参照して、テストケースを設計する。
イ プログラムの機能仕様やインタフェース仕様に基づき、テストケースを設計する。
ウ プログラムの処理手順や内部構造に基づいて、テストケースを設計する。
エ プログラムの全ての条件判定で、真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準に、テストケースを設計する。

解答



解説

 ブラックボックステストは、プログラムの設計書からその機能を中心にテストする方法です。適切な入力を行い、期待した通りの出力が得られるかを、内部構造を考慮することなくテストします。因果グラフ、限界値分析、同値分割などの手法を使います。

 プログラム仕様書の作成又はコーディングが終了した段階で、仕様書やソースリストを参照して、テストケースを設計するのは、ホワイトボックステストです。

 プログラムの機能仕様やインタフェース仕様に基づき、テストケースを設計するのは、ブラックボックステストです。

 プログラムの処理手順、すなわちロジック経路に基づき、テストケースを設計するのが、ホワイトボックステストです。

 プログラムのすべての条件判定で、真と偽をそれぞれ1回以上実行させることを基準に、テストケースを設計するのは、ホワイトボックステスト判定条件網羅です。


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