第1種情報処理技術者試験 1996年度 = 平成8年度 午前 問24

 ページング方式を用いた仮想記憶システムの主記憶管理方式に関係の深い用語を二つ選べ

ア オーバレイ イ スラッシング
ウ メモリコンパクション エ メモリフラグメンテーション
オ ワーキングセット

解答

イ・オ

解説

ア オーバレイ
 ロードモジュールを、排他的に実行される複数個の部分(セグメント)に分割し、実行時に必要なセグメントをローディングすることによって、主記憶域の消費を節約する方式です。

イ スラッシング
 ぺージング方式の仮想記憶システムでは、必要なページが主記憶域上に存在しないページフォールトが発生すると、不要なページを主記憶域から仮想記憶装置へ書き出すページアウトを行い、必要なページを仮想記憶装置から主記憶へ読み込むページインを行います。この処理の発生頻度が高くなってシステムの処理能力が急激に低下するのがスラッシングです。

ウ メモリコンパクション
 選択肢の〔メモリフラグメンテーション〕が発生した際に、主記憶上に分散した空き領域を移動して、連続した大きな空き領域を生成することです。

エ メモリフラグメンテーション
 オペレーティングシステムが、記憶領域の割当てと解放を繰り返すことによって、こま切れの未使用領域が多数できる現象です。

オ ワーキングセット
 一つのプロセス(タスク)を実行するために必要となるメモリの総量のことです。ページング方式では、主記憶あるいは補助記憶にページ単位で記憶されることになります。


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