第1種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度 午前 問3

 浮動小数点表現の仮数部に正規化された表現を用いる理由として、最も適切なものはどれか。

ア 扱う数値の範囲を拡大する。
イ 演算回路を簡単にし、演算速度を速める。
ウ 固定小数点数とみなして大小関係を調べられるようにする。
エ 有効数字のけた数を最大に保つ。

解答



解説

 浮動小数点表示において、0以外の数値に対して仮数部の絶対値の最上位けたが0以外になるようにけた合わせする操作が正規化です。小数部があらかじめ定められた範囲内に入るように指数部と小数部を調整して、精度の向上を行います。
 たとえば、0.000123×105を0.123000×102とします。


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