第1種情報処理技術者試験 1998年度 = 平成10年度 午前 問23

 プロセススケジューリングに関する記述のうち、ラウンドロビン方式の説明として正しいものはどれか。

ア 各プロセスに優先順位が付けられる。後に到着したプロセスの優先順位が処理中のプロセスよりも高ければ、処理中のものを中断し、到着プロセスを処理する。
イ 各プロセスの処理時間に比例して、タイムクウォンタム(CPU割当て時間)を変更する。
ウ 各プロセスを待ち行列に置かれた順にタイムクウォンタムずつ処理し、終了しないときは同じ優先順位の待ち行列の最後尾につなぐ。
エ 入出力の終了やコマンド入力などの割込みを引き金にして、次に実行するプロセスを決める。

解答



解説

 ラウンドロビンは、プロセスに優先順位を与えずに、一定時間のタイムクウォンタム(CPU割当て時間)を与え、その時間内に終了しない場合は、待ち行列の最後に戻す方式です。


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