ソフトウェア開発技術者試験 2001年度 = 平成13年度 午前 問11

 不規則に配列されている多数のデータの中から、特定のデータを探し出すのに最適なアルゴリズムはどれか。

ア 2分探索法 イ 線形探索法 ウ ハッシュ法 エ モンテカルロ法

解答



解説

ア 2分探索法
 2分探索法は、整列済みの配列の中央に位置する要素と等しいか/大きいか/小さいかの判断を行い、探索すべき範囲を半分ずつに絞り込んでいく探索法です。

イ 線形探索法
 線形探索法は、配列の先頭から順に比較を行っていく探索法です。したがって、不規則に配列されているデータからの探索に最適です。

ウ ハッシュ法
 ハッシュ法は、キー値に対して何らかの変換関数(ハッシュ関数)を適用することによって、そのデータを格納する配列の添字を求める手法です。

エ モンテカルロ法
 モンテカルロ法は、乱数を用いてシミュレーションなどを行う手法であり、探索とは無関係です。


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