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配列初期化子(array initializer)



 配列を生成して、配列の要素に対して初期値を与えるために利用するもの。配列の宣言の中、あるいは、配列生成式の一部として利用できる。
 配列初期化子は、コンマで区切った式の並びを中括弧“{”と“}”で囲んだものとして記述される。生成される配列の長さは、式の数と等しいものとなる。
 配列初期化子中の式は、ソースコード中に記述されたテキスト順に従って左から右へと実行される。n番目の変数初期化子には、n - 1番目の配列構成要素の値を指定する。各式は配列構成要素型と代入互換性をもたなければならず、これが満足されていない場合は、コンパイル時エラーとなる。初期化される配列構成要素型が具象化可能型でない場合は、コンパイル時エラーとなる。
 構成要素型自身が配列型である場合、その構成要素を記述した式そのものを配列初期化子とすることができる。すなわち、配列初期化子はネストすることができる。
 配列初期化子の最後の式の後にコンマを記述することが許されており、その場合、そのコンマは無視される。


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