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こんにちは。
本書は、『新版 明解C++入門編』の続編です。その『入門編』では、基礎的なことから始まって、クラスまで学習が進みました。
本『中級編』では、オブジェクト指向プログラミングの核心へと話が進みます。まずはクラスについて復習し、それから、派生・継承、仮想関数、抽象クラス、例外処理、クラステンプレートなどを学習することによって、C++という言語の本質や、オブジェクト指向プログラミングに対する理解を深めていきます。
さらに、最後の三つの章では、ベクトル、文字列、入出力ストリームといった、重要かつ基本的なライブラリについて学習します。
難解な概念や文法を視覚的に理解して学習できるように、本書では152点もの図表を示していますので、安心して学習に取り組みましょう。
例題として示すプログラムリストは208編にも及びます。プログラム数が多いことを語学のテキストにたとえると、例文や会話文がたくさん示されていることに相当します。数多くのプログラムに触れてC++のプログラムになじみましょう。
本書の全編が語り口調です。長年の教育経験をもとに、初心者が理解しにくい点・勘違いしやすい点を丁寧に解説しています。私の講義を受講しているような感じで、全12章におつき合いいただければ幸いです。
本書は、全編を語り口調で説いています。私の講義を受講しているような感じで、お付き合いいただければ幸いです。
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